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タロットカード「死神」を解釈&意味付けよう。

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私は「死神」のカードを怖いと思わない。

悪い意味だけじゃないことを知っているから。

死神の意味は「新しい価値観を受け入れられますか?」

「新しい価値観を受け入れられますか?」とするまでに私が何を考えたのか。

リーディング例とワークの記録を紹介します。

リーディング例。

かなり二択に近い状況。

その価値観・環境・関係を受け入れますか?どうしますか?と迫っているような感じ。

すでに本人の中で答えは出ているはず。

「正義(偏りを見てから決断する)」と「つるされた男(あたらしい発見・ひらめき)」を経験した上での「死神」だから。

「ちょっとなぁ……」とすこしでも思うなら、それが答え。

何も思わないとか悪い感じがしないなら、受け入れられる状態にあると考えてよさそう。

逆位置は新しい価値観を受け入れられなかったり、ムリヤリ受け入れようとしているのかも。

死神の「受け入れられない」は根深い。

自分の気持ちをねじ曲げてまで何かを受け入れるのは、私はオススメしない。

滝を逆流するような(※1)とても強い抵抗や苦しさ、大変さを味わう可能性があるから。

※1 ワークの記録3 カードの世界を自由に想像。」を読むと意味が分かります。

死神がどこへ行くのかはわからないけど。
特定の人物を追尾しているようには見えないし。

死神と向き合わずにスルーして逃げる(受け入れない、保留する)を選んでもよいでしょう。

どうするべきかはあなたの心が知っています。

ワークの記録1 ざっくりした印象。

鎧を着た骸骨が白い馬に乗っている。

馬は通りすぎようとしている。

倒れている人がいる。

子どもには何の影響もない?

横の女性は眠ってしまったように見える。

骸骨や馬に向かって何かを願うような人がいる。

ワークの記録2 色とシンボルの印象。

色の意味
  • 白:純粋
  • 黒:停滞
  • 赤:情熱
  • 黄色:希望
  • 緑:成長
  • オレンジ:活力
  • 水色:精神
  • 灰色:中間

私が気になった色だけを抜粋します。


馬→白、赤
(純粋、情熱)

馬自体に意図がある感じではなさそう。
ただ単純に前に進んでいるだけ。


死神(骸骨)→黒、赤
(停滞、情熱)

「終わらせに来た」っていう圧を感じる。

人々からすれば、いきなり現れたように感じるかもしれないけど。

骸骨にとっては予定どおりで、当たり前のことをしているだけに見える。


聖職者らしき人→黄色、赤、緑、水色、白
(希望、情熱、成長、精神、純粋)

色から察するに「死」を前向きに受け入れているのでは?


倒れている人→白、水色、オレンジ
(純粋、精神、活力)

「精神の死」を表現していそうな人のひとり。

純粋さと精神力のある人。


子ども→赤、水色、オレンジ
(情熱、精神、活力)

「精神の死」を表現していそうな人のひとり。

この場にいる人たちの中でいちばん生命力が高そうに見える。

「死」を「怖いもの」として見ていない感じがある。


女性→白、赤、オレンジ
(純粋、情熱、活力)

「精神の死」を表現していそうな人のひとり。

子どもとよく似ていて、死を素直に受け入れているように見える。

ワークの記録3 カードの世界を自由に想像。

タロットカードの性質上、「精神」を神秘的に描いているところがあるから。

「精神の死」がしっくりくるな、絵を見て感じる。

(死体を表現したいのなら、生きてるように見える色づかいにならないはずだし……)

私の考える「精神の死」とは。

「精神の死」は言い方を変えると「精神の生まれ変わり」。

「精神が生まれ変わるようなできごと」ってなんだろうと考えてみると。

「新しい価値観との出会い」だと私は思った。

某ウイルスの話題が盛んだったころは、まさに死神のカードみたいな状況だった気がする。

背景の奥のほうに太陽と塔みたいなのが見えるけど。

この部分だけ月のカードと似たものが描かれてる。

この先どうなってしまうのか、わからない不安と迷いを表現してるのかな?

太陽が輝いてるようにも見えるから。

「不安や迷いはあるかもしれない。でも、乗り越えた先には太陽のように明快でハツラツとした未来が待っている」

そんな未来を暗示しているのかもしれない。

よく見ると船がある。

地形がわかりづらいけど。

「月のカードらしき場所」から船のあるほうに向かって、「ナイアガラの滝」のように水が流れ込んでいるように私には見えた。

だとすると、これもまた意味深な表現だなぁと私は思った。

タロットカードで水は「精神そのもの」を表すことが多いから。
(例 女教皇)

「精神の死(新しい価値観を受け入れる) = 滝を逆流するぐらい難しい」

みたいに考えるのもアリだなと。

「水の流れに逆らわなければ(新しい価値観を素直に受け入れられれば)簡単ですよ」って言ってる可能性。

少なくとも死神のカードで描かれてる人たちは、必死にもがいて逃げようとしてるわけじゃないから。

素直にスッと新しい価値観を受け入れて、次のステージ(節制)へと進んでいくのでしょう。

かなり長くなってしまったけど。

私にとって死神のカードの意味は「新しい価値観を受け入れられますか?」だな。

私の感想。

思ったよりも熱の入った解釈をしたなぁ……。

過去の経験上、何かを否定すると誰かの抵抗や反発を受けてばかりだった。

誰かの抵抗や反発に正面から立ち向かったり。
受け入れがたい価値観をムリヤリ受け入れようとして苦しんだり。

そんなことばかりやってました。

最近の私といえば。

「正義(偏りを見てから決断する)」と「つるされた男(あたらしい発見・ひらめきでもって世界を見る)」をやって。

それでも受け入れられないときは素直にその場から離れて。

ラクでカンタンかつ、お手軽ルートを通って、目標や夢をかなえるようにしてます。

実体験がありすぎて、解釈に熱が入ったのかもしれない。

不安や迷いがあっても、未来の可能性を信じていきたい。

死神のカードが暗示する「月」の先には「太陽」があって。

「世界」まで来たらゼロに戻って「愚者」になるから。

「新しい旅の始まり」に目を向けつつ。

変化を柔軟に受け入れていきたいですね。